キャノン製インクジェットプリンターのインクタンクにエプソン純正インクを充填する2017年2月13日
雑記・覚書き 内容
詰替インク採用経緯
現在自宅では、キャノン製のプリンター(複合機・プリンター単機能)を使用しているのですが、如何せんインクの消費が速く(特に最近の複合機)コストパフォーマンスが非常に悪いと感じています。
尚且つインクが高いので、プリンターの使用に躊躇してしまう状態です。
サプライメーカー等々から詰め替え用インクが多々販売されていますが、殆どが海外製(◯国製)で、使用するとプリンターヘッドの目詰りを起こしたりと品質が安定しない旨の不具合事例も多々耳にするので、そちらの使用は控えているのが現状でした。
この様な事から、比較的コストパフォーマンスが良かった旧プリンター(10年以上前に購入・現行品よりインクタンクが大きい)を引っ張り出してきて使用している悲しい現状があります。(比較的新しい複合機は殆ど使用していない状態。)
インクに対する不満は、口コミ・レビュー等々でで昔からよく見聞きしていました。
この様なユーザーさんの声もあってか 昨今、エプロンからエコタンク搭載プリンター3機種(A4カラー複合機「EW-M660FT」 、A4モノクロ複合機「PX-M160T」 、A4モノクロプリンター「PX-S160T」 )が販売されました。この3機種は詰め替えインク方式を採用しており 且つ、大容量インク。
”約2年分の大容量インクを同梱し、インクの追加購入と交換の手間を軽減でき、圧倒的な低プリントコストを実現した商品”らしいです。
※エプソン ニュースリリース参照。
大変魅力的な商品だと率直に思いました。
がしかし、現在使用しているプリンターも特に不具合は無く 問題無く使用できているので、プリンター自体を買いましするのも...。
そこで目をつけたのが、上記プリンターの交換用のインクボトル。
先に述べたサプライメーカー製ではなくプリンターメーカーの純正品。このインクを現在のプリンターインクタンの詰替用インクとして使用を画策。
プリンター及びインクを製造しているメーカーの為、不具合の心配もないのでは!と思った次第。
しかし使用しているプリンターはキャノン製なので、印刷物の色の違い等々の発生は有るのだろうと一度は諦めたのですが、それでもインクの容量・値段の誘惑には勝てず...とりあえず古いプリンターで一度試してみようと(物は試し)、とりあえず残量警告が出ていた「ブラック」と「シアン」を購入し、インク詰替を決意した次第です。
インク自体の値段は、ブラックが140ml入りで約1800円、カラー各色が約900円で販売されています。(安い!)
購入したインクボトルがこちらです。
インク詰替作業
まず、空になったインクタンクを用意します。
インクタンクにインク注入用の穴を開けます。
インクボトル注ぎ口がが意外と多いきいので、インクタンクのインク注入口の穴も少し大きめにしてみました。
無事インクが注入、注入口の穴をセロテープで密封し一安心していたのですが...インク漏れが発生!!
インク漏れの対応をしれいると手にベッタリとインクが...。
一時作業を中断し、ネットでインク漏れの発生原因等々を調べてみると、インクの入れすぎやインク注入後の注入口の密閉不足等が上げられていました。どちらも該当している様な気も...。
気を取り直して作業を再開。
いろいろと自分なりの考慮して、インク注入口は上部ではなく側面に小さな穴を開け、そこからインクを注入する事にしました。
その為に新たに”シリマー”なる製品を購入。
見た目は注射器そのものですが、正式?には”シリマー”と言って、香水を移し替えるに販売されている製品です。(値段も安く大きな出費にならなくてよかったです。)
今回、失敗例からインクの量も入れ過ぎないように注意しゆっくりと注入、注入後は直ぐに封をする等を行いました。失敗する事無く、無事にインクタンク内にインクを注入する事が出来ました。
インク注入後のインクタンク。
インク注入口の穴はしっかりと封をします。(今回セロテープを使用しましたが、もっと粘着力の強いものが望ましいと思われます。)
インク漏れ対策に使用していたキャップ(オレンジ)を取り外し、インク漏れが無い事を確認した後にプリンターに本インクタンクをセットします。
以上。
使用感
念の為にノズルのクリーニングとパターンチェックを実施、問題無い事を確認しました。
プリンターメーカーの純正インクでは無いので、色味の違い等が出てくると予想していましたが、少し詰め替えインクの方が”色が濃い目”に出るような印象です。
しかしながら、今回「シアン」しか詰め替えを行っていないので参考にはならないと思われますので、「マゼンタ」・「イエロー」も交換した際には改めて画像の比較を行いたいと思います。
総評
初めてのインク詰め替え作業なもので、途中アクシデントのインク漏れ、手が汚れ 且つ 1~2回分程度のインクを無駄にしてしまい残念でしたが、何とか無事にプリンターも使用出来、一安心。
行き当たりばったりで作業を進めてい行った感があり、つくづく作業前の構想や段取りが重要だと考えさせられた事例となりました。
また、詰め替え作業も慣れてしまえばよいのでしょうが、手が汚れないようにしたりとやはり面倒くささは拭えません。が、それでも純正インクに比べると大幅にインクコストカットが出来る事も事実。
やはり値段の誘惑には負けてしまいます。
とりあえずこれにて気がねなくプリント出来そうです。
インクの品質には全く問題もなく、エプソン製インクでもキャノン製プリンターにて使用できる事が分かったので、当初考えていたキャノン製の複合機にインク注入をとも考えたのですが、最近のインクタンクは個体が透明ではなく黒くなっており、中身が全く見えない状態となっています。
これによって うまくインク注入できるかちょっと不安な為、様子見しようかと思っています。
その他・備考
KSU-BK-L 基本情報・対応製品 (エプソン HP)
HSM-C 基本情報・対応製品 (エプソン HP)
エコタンク搭載プリンター ニュースリリース (エプソン HP)
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インクボトル 外観。
写真左=KSU-BK-L(名称:クツ)、写真右=HSM-C(名称:ハサミ)